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2009年2月

2009年2月23日 (月)

経験

最近、新たな利用者の方の訪問を始めました。

その方は要介護度5でいわゆる寝たきりで過ごしている方です。

ご自分の意思で動いたり、意思表示ができず、ご家族が介護にあたっています。

私たちの仕事はベッド上でのオムツ交換が主です。

お一人で動けない方の介護には、様々な注意が必要になるのですが、

ひとつひとつの動作の度に、危険なことにならないか、お身体に異常がないか、

ご本人が不快でないか、はたまた服やシーツをぬらしたりしないか、

・・・などなど、気をつけることは山ほどあるのです。

オムツひとつ替えるだけとはいっても、スムーズに、短時間で、ご本人に負担なく

交換するには結構な熟練が要ったりします。

ヘルパーさんの中には、慣れていない人もいます。

在宅で介護保険を使うご利用者さんの中で、この方のように重度な方の割合は低く

寝て過ごしている方の介護を体験する機会が少ないからです。

でも、ヘルパーである以上、これはできるようになっていて欲しい部分。

ただ、ヘルパーにも色々な人がいてね。細部に気がまわる人も

そうでない人もいます。だから、動作の度に、どこに気をつけなければいけないか

という事も、手順のひとつとして覚えていくようにしないといけないと思うのです。

気が効く人はできるけど、そうでない人はできない、なんて事にならないように。

ご利用者さんの立場とすれば、どんな内容のサービスでも、上手な人に

来てもらいたい、慣れてない方にはご遠慮願いたい、と思うのが当然です。

ヘルパーのサービスを使い始めたミニョさんもおっしゃっている通り。

だからこそ上手なヘルパーがたくさん育っていかないといけないと思うのです。

安心して任せられるわ~、と思って頂けるようにね・・・。

それにはやはり、たくさん経験を積んで、どんどん次に活かしていくというのが

大事なのかな、と感じます。向上心を持って・・・。

モチベーションの維持も大事ですよね。気をつけよう・・・。と自分を戒めておきますsweat01

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2009年2月 2日 (月)

友達の親

先日、高校時代の同級生と会う機会がありました。

彼女のお母さんは私も学生時代よくお世話になった方なのですが

今は要介護状態で寝て過ごしているとのこと。

1年くらい前にその話をうかがって、心配していたのですが、

病気の進行と共に徐々に体調も落ちてきているようでした。

ご主人(友達のお父さん)との二人暮しで、俗に言う老々介護。

友達は結婚して離れたところに住んでいます。気になりつつも毎日行ける

距離ではありません。

今まで家事をしたこともなかったお父さんが、「自分が面倒を見る」と

張り切っているのだけれど、それがまた逆に心配の種だと友達は言います。

お父さんは80歳過ぎ。張り切りすぎて体を壊したり、お母さんの移乗をして

落としたりするのでは、と。

そんな中、施設への入所に関する話も出てはいたのですが、

お父さんは家で診たい、お母さんは家族に面倒をかけるので施設へ

入ってもいい、と意見は分かれていたそうです。

ところが、このごろショートステイなどを利用するたびに、お母さんの

体調が悪くなって帰ってくることが続き、やはり家がいい・・・とお母さんも

思い始めているとのことです。

どうしても施設の職員は一人にかかりっきりになることは難しいので

放っておかれる時間が長くできてしまうようです。

こういう話を聞くのは辛いことですが、現実にはあることなんですね。

選ぶのはご本人・ご家族なのですが、どうするのがいい方法なのか・・・。

本当に悩ましいことだと思います。家で過ごすには介護力が必要。

施設へ入るには今の生活を離れる底知れぬ寂しさや不安、家族の決断、

そして経済的な問題ももれなくついてきます。

希望する施設を探すエネルギーも必要、その施設の空き状況も関わってきます。

介護職の人間は、外から見て、どうするのがいいと思います、といった

アドバイスはできますが、やはりご本人やご家族の複雑な思いもあるのです。

家族の中で意見が揃わない事だって多い。そんな時はご家族皆さんで

どれだけの協力ができるのか、同居していない方も含めて真剣に話し合って

頂くしかないんですよね・・・・。

私もできる事なら行って介護してあげたい。でも、地域も違うし、何の力にも

なれません。友達の話の聞き役になる位しかできず、もどかしいです。

お母さんにはお知り合いが多く、よく訪問してくれていて、気が紛れて喜んでいる

という彼女の話が救いでしたが。これから先、まだまだ大変だなぁ。

いつも思うことですが、私たち訪問介護は生活のほんの一部を

支援しているにすぎず、家族が一番大変なんです。

だから少しでも知っている知識をお伝えしたり、

話を聞いて思いを理解できたらと、そんな風に感じます。

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